『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』

今年初めての映画鑑賞。
先週、妻と観てきた 『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』 のレポです。
【ややネタバレあります】

公式ページ　http://www.taiheiyo-no-kiseki.jp/index.html

解説：
太平洋戦争の激戦地サイパン島で、たった47人の兵力で4万5,000人ものアメリカ軍を翻弄（ほんろう）し続け、アメリカ軍から恐れられた実在の日本人、大場栄大尉の実話を映画化した戦争ドラマ。『学校の怪談』シリーズの平山秀幸監督がメガホンを取り、日本の歴史の教科書には載ることのなかった物語を全編、タイのラヨーンとサイパン島にて撮影した。大場大尉役の竹野内豊をはじめ、唐沢寿明、井上真央、山田孝之ら豪華キャストの熱演も見逃せない。
（シネマトゥデイ）

映画公開前にキャストがテレビのトークショーで宣伝するのは珍しいことではありませんが、
今回は、その番組を目にするのが非常に多かったんです。
「はなまる」とか「Aスタジオ」とか「ZERO」とか・・・・・。
ぶっちゃけガッチリ影響されて観に行ったわけです。(笑)

でもこれが大正解！
観に行って良かったです。
全体的には若手の出演が多かったですけれど、
皆さん、迫力ありましたねぇ。

竹野内豊さん（大場栄 大尉役）

おそらく動揺や葛藤が湧き上がっているでしょうに、
それを押し殺して決断する姿には引き込まれました。

役作りのためスキンヘッドにされた唐沢寿明さん（堀内今朝松 一等兵役）

そのヤンチャぶりは、迫力とともに魅力的でしたねぇ。

光石研さん（永田 少将役）、板尾創路さん（金原 少尉役）、山田孝之さん（木谷敏男　曹長役）の
軍人としての生き様。
ベンガルさん（大城一雄役）、阿部サダヲさん（元木末吉役）、酒井敏也さん（馬場明夫役）の
必死に生き抜こうとする庶民の情熱。

井上真央さんの（青野千恵子役）の母性の迫力と、

中嶋朋子さん（奥野春子役）の母性の暖かさ。


あっという間の128分でしたが、
nomame的には
岡田義徳さん（尾藤三郎 軍曹役）が自決しようとしながらも、
家族を思い実行しきれなかった場面。
それと大場栄大尉以下の投降場面。

ボロボロ泣いちゃいましたねぇ。

もちろん戦争描写ですから、美談として片付けられるわけではないとは思いますが、
死ななかったこと、生きてくれたことに、
心の底から感謝の気持ちが湧きあがってきたのは正直なところです。

うーん、しばらく映画から遠ざかったら、ろくなレポになりませんな。（自爆）
作品としてはオススメですからね。

コメント 4

トークショーは視ていないですが、予告編を観てこれは必見かも？と思っていたところです。

やっぱり、かなり良さそうですね。
なんとか時間をつくりたいなぁ。
by おとまつ (2011-02-16 15:14) 

>>おとまつさん
やはり実話ならではのパワーなのでしょうね。
生き生きとしたキャスト一人一人が本当に素晴らしいです。
by nomame (2011-02-16 19:41) 

戦争ものは苦手なのですが、いろんなことを知るために観ないといけないですね。戦争をずっと忘れないように映画も作り続けられてるようです。忘れた頃に必ず戦争映画が作られてる気がします。
by naonao (2011-02-18 21:27) 

>>naonaoさん
「知識・教養」と言っては怒られそうですが、
おっしゃる通り、後の世代にも吸収されるには、必要な媒体であり、作業なのでしょうね。
うまく活用していきたいと感じました。
by nomame (2011-02-19 16:42)