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富士響の定期でコントラデビュー [演奏活動]

富士交響楽団の定期演奏会が大成功で終了しました。
忘備録の意味も含めて、少し書き残しておこうと思います。

プログラムは
チャイコフスキー 歌劇「エフゲニー・オネーギン」より「ポロネーズ」
チャイコフスキー バレエ組曲「眠れる森の美女」
ロッシーニ 歌劇「セビリアの理髪師」序曲
レスピーギ 交響詩「ローマの松」

楽団としても意欲的なプログラムでしたし、
もろもろ高いハードルを乗り越える本番になりましたが、
今回はnomameがコントラファゴットを初めて吹くという、
パートとしても一歩前進の機会になりました。

今回の選曲が決まってから、早速スコアで出番を確認。
楽団員のTさんにも相談しながら、
吹く箇所もそれほど多くないし、
1カ月あればnomameでも吹けるだろうとのことで、挑戦することになりました。
nomameが出番の多くないコントラやれば、1stと2ndにベストメンバーを置けますからね。

いや~、最初は大変でしたよ。
1音1音、運指表を見ながら音を出すんですけど、
音域が低くて、音程がまったく聴き取れないんです。
それにノーマルのファゴットと、ほぼ運指は一緒とはいえ、
微妙な位置の違いで、となりのキーを押してしまうことが続いたり・・・。

ゆっくりと音階練習を重ねながら、
慣れたメロデイーの童謡や愛唱歌などで音感をつかみつつ、
ようやく「ローマの松」の楽譜に入り始めたんです。
夏の間の週末やお盆休みの空き時間は、
ほとんどコントラの練習に費やしましたねぇ。

自己判断していたリードの選択でも、
たくさんの方のアドバイスでベストの選択ができて、
結果的にはnomameとしても悔いなく、楽しく、最高の本番になりました。

で、本番の様子はコチラ。
無題.jpg

もうこのころにはノリノリで吹きまくっていましたね。(笑)

ちなみに本番全体としては
「ポロネーズ」、「眠り」、「松」の1曲目で、いずれも2ndアシスタントとしても乗っていたので、
曲中での持ち替えも初挑戦でした。
IMG_2294.JPG
本番中にファゴットを右側に置いて、しばらく待機してから左側のコントラを構える。
ノイズ出さないようにビクビクしている一方で、
お、なんか本物の持ち替えコントラファゴット奏者っぽい? なんて喜び噛み締める不届き者。(爆)

なんだかんだでファゴット吹き始めて丸35年になるこの9月。
その35年分の思いと1カ月間の積み重ねた努力をすべて出し切れた本番になりました。


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コメント 2

みやかつ

コントラに挑戦!すごいねー。
あの低音がたまらない。
もちかえたいへんなのね。
5弦ベースのほうが楽だな。多分。
お疲れ様でした!

先日、三管編成のアレンジでたっぷり使いましたよ。コントラファゴット。
重低音素晴らしい!
by みやかつ (2016-10-01 06:56) 

nomame

≫みやかつさん
ありがとうございます。不安抱えながらでしたが、悔いなく楽しく取り組めました。やっぱり低音ワールドは素晴らしい世界だね。
by nomame (2016-10-02 15:30) 

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