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2010年に観た映画 [映画(日本)]

年も明けてしまいましたが、
昨年鑑賞した映画をまとめておきましょう。

○ ハート・ロッカー
○ NINE
  のだめカンタービレ 最終楽章 後編
  矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~
  アリス・イン・ワンダーランド
◎ 孤高のメス
  アウトレイジ
○ インセプション
  悪人
  ナイト&デイ
  エクスペンダブルズ
  SP 野望篇

少なっ!(笑)
数年前に年間50本観ていたのが信じられませんね。

というわけで、わずか12本ですが、
昨年のnomameにとっての№1は『孤高のメス』でした。

今年も時間を見つけて観にいきたいですね。
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『SP 野望篇』 [映画(日本)]

日曜日に妻と『SP 野望篇』を観てきました。

公式ページ http://sp-movie.com/index.html

解説:
特殊能力を持つ主人公のSPやその仲間たちが、テロリストたちと戦う姿を描いたテレビドラマ「SP(エスピー) 警視庁警備部警護課第四係」の劇場版。2部作のうち「野望篇」と称する本作では、東京で勃発(ぼっぱつ)した大規模テロ事件に立ち向かうSPたちの雄姿を活写する。主演の岡田准一をはじめ、堤真一、真木よう子らが続投するほか、大物国会議員役で香川照之が参戦。2年間をかけて肉体改造と格闘技術の修練を行った岡田の本格的アクションの数々が圧巻だ。
(シネマトゥデイ)

あらかじめ再放送のテレビシリーズも観た上で行ってきました。
テレビシリーズの時点から、ゾクゾク興奮を呼ぶ展開でしたが、
映画も良かったですよ!
ストーリーに大きな展開があるわけでは無いんですが、
キャストの個性とかメリハリが効いていて、
そこらへんも飽きさせない要素だったかと・・・・。
特に堤真一さんと香川照之さんの演技には惚れ惚れしますねぇ。

ぶっちゃけ賛否両論の激しい作品ですが、
nomameは続編も楽しみに観に行きたいと思っています。

それにしても・・・・・
最近の警察関連ドラマは内部抗争というか主導権争いが目立ちますな。(笑)
『踊る』 とか 『相棒』 は 「警察庁vs警視庁」 だし、
この 『SP』 は 「警護vs公安」 ってところでしょうか。
権力闘争というものが人間臭くって分かりやすいんですかね?
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『悪人』 [映画(日本)]

先週妻と観てきた『悪人』の簡単なレポを・・・・。

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公式ホームページ http://publications.asahi.com/akunin/

解説:
朝日新聞夕刊に連載され、毎日出版文化賞と大佛次郎賞を受賞した吉田修一の話題作を映画化した犯罪ドラマ。九州のとある峠で起きた殺人事件をきっかけに、偶然に出会う男女が繰り広げる逃避行と愛を息苦しくなるほどリアルに描く。監督は、『フラガール』の李相日。罪を犯してしまう肉体労働者と彼と行動をともにする女性を、『ブタがいた教室』や大河ドラマ「天地人」の妻夫木聡と『女の子ものがたり』の深津絵里が演じる。原作で巧みにあぶり出される登場人物の心理がどう描かれるのか、実力派俳優たちの共演に期待が高まる。
(シネマトゥデイ)

まずは深津絵里さん、
第34回モントリオール世界映画祭 最優秀女優賞の受賞、おめでとうございます。

正直、このことが無かったら観に行かなかったかなぁ。(苦笑)
あえてレビューの類いは見ないで鑑賞したんですけどね。
評価が難しい作品であることは確かです。

良いとか悪いとか、言えないんですよ。
確かに一人の“悪人”に焦点を当ててはいるんですけど、
作品のテーマである“悪人”にも色々あるし、
一方で、そうした“悪人”に同情してしまったり、
必ずしも“悪人”が本当に悪なのか問い直してしまったり・・・・。

攻撃を加えるから悪なのか、否か。
攻撃していることに気が付かないのは悪なのか、否か。
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悪を攻撃するのは更なる悪なのか、否か。
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悪を守るのは更なる悪なのか、否か。
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キャストのお一人お一人が、
それぞれの表現するべき明確なテーマを
“人間、どっちにも転んでしまう可能性があるんだよ!”って
決して恐怖で押しつぶすようではなく、静かに教えてくれた気がします。

すみませんねぇ、まとまらないレポで・・・・。

あと最後に二人が逃げ込む灯台。
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観ている方としては、なかなか景色も良くってなんて安易に考えてしまいますが、
往復の移動とか、結構大変な立地だったみたいです。

そうしたロケや撮影の苦労なども、作品全体に滲み出ていたのかも知れません。
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『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』 [映画(日本)]

というわけで、
昨夜鑑賞した『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』のレポです。

ぶっちゃけ☆5個中だったら1個だなぁ、残念だけど・・・・。
ですから、画像もリンクも貼りません、あしからず。

期待しすぎちゃったのかなぁ・・・・。
1000円だったから良かったものの、
1800円出していたら、すっごい後悔していただろうなぁ。(沈)

色んな事件や要素を盛り込むのはいいんですが、
肝心なつながりが弱い気がしたんですよね。
「だから何?」って聞き返したくなる感じ。(怒)

そういうわけで、ちょっと分断気味に感想を書きだそうと思います。

◆良かったところ
・日向真奈美(小泉今日子さん)の存在感。
 ここだけは緊張感も高まって引き込まれましたね。
・特殊犯捜査係の木島(寺島進さん)、爆発物処理班(松重豊さん)、
 SATの中隊長(高杉亘さん)といった定番キャラに会えたのは嬉しかったですね。

◆イマイチなところ
・青島俊作(織田裕二さん)と室井慎次(柳葉敏郎さん)のカラミが無さすぎ!
 お互い偉くなっちゃったから仕方ないのかな。
・魅力的な新たなキャラクターが生まれなかったような気がします。
 鳥飼誠一管理補佐官(小栗旬さん) 、いい味出しているんだけどちょっと弱いかなぁ。
 真矢みきさんとか筧利夫さんとか、出て欲しかった。
・ギャグが中途半端で笑えない!

◆許せないところ
・恩田すみれ(深津絵里さん)の最後のセリフ。
 伝えたいことは分かるんですが、映像作品で取り上げるのはどうだかなぁ。
 nomame的には嫌悪感アリアリです。

nomameはテレビシリーズの再放送も、スペシャル版再放送も、ドコモ動画も観ましたし、
映画は過去2作とも観ましたし、(ちなみに先週と今週でオンエアーされますね)
予備知識は蓄えている方だと思いますが、
それが無い方にとっては、
まったく理解できない無駄なカットが多く感じてしまうんじゃないのかなぁ。

◆結論
ストーリー展開に締まりが無いし、ワクワクする躍動感も無いし、
青島や室井に魅力が感じられないし、本庁と所轄のしがらみも形ばかりだし、
悪いけどオススメできません。

やっぱりnomameが好きなのは
『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』 と 『容疑者 室井慎次』ですね。
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『アウトレイジ』 [映画(日本)]

『アウトレイジ』をTOHOシネマズ船橋ららぽーとで観てきました。
同じTOHOシネマズでも、
市川も錦糸町も上映していなかったんですよね。

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解説:
ヤクザの世界で男たちが生き残りを賭け、裏切りや駆け引きなど壮絶な権力闘争を繰り広げる、「世界のキタノ」こと北野武監督が放つ本格バイオレンス・アクション。タイトルは極悪非道を意味し、登場人物すべてが悪人という異色のドラマが展開する。主演のビートたけし以外、三浦友和、椎名桔平、加瀬亮ら北野作品初登場の豪華キャストが集結。これまで繊細な役柄が多かった加瀬が、監督が絶賛するほどの迫真のキレ演技を見せているのにも注目。
(シネマトゥデイ)

公式ページ http://office-kitano.co.jp/outrage/main.html

いやー、残虐!残虐!
血がダメな方にはオススメできませんね。

ただnomame的には宣伝にうたっている“全員悪人”というフレーズが
妙に説得力ありましたね。
確かに出てくる人、みんなワルですよ。

また殺人それ自体を表現という見方をするならば
素晴らしい出来栄えだったと思います。
古来、殺人にはメッセージ性を込める考え方もあったとも言えますから。
イタリアやアメリカのマフィアもそうですし、
中世ヨーロッパの決闘もそうですし、
日本の敵討ちもそうでしたし。

R15指定ですし、評価は真っ二つに分かれるでしょうけれど、
間違いなくこういう作品は北野武監督にしか作れませんね。
そういう意味では“北野作品”自体が
一つのジャンルともいうべき存在に近づいたとも言えるのかな。
nomameという素人の見方ですけどね。
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『孤高のメス』 [映画(日本)]

【長文ご注意】
昨日は展示会場から直帰できて
早めに帰れることが分かっていたので、
妻と一緒に 『孤高のメス』 を観てきました。

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公式サイト= http://www.kokouno-mes.com/

解説:
患者のたらい回しなど現代の医療問題に鋭く切り込む衝撃的な医療ドラマ。実際に医療に携わる大鐘稔彦の同名小説を基に、地方の市民病院に勤務する外科医が旧弊な医療現場で困難な手術に立ち向かうさまを描く。主人公の外科医を『クライマーズ・ハイ』の堤真一が演じ、『フライ,ダディ,フライ』『ミッドナイト イーグル』の成島出がメガホンを取る。ほかに、夏川結衣や柄本明などが共演。リアルな医療現場に震撼(しんかん)させられるのはもちろん、鬼気迫るストーリー展開も見応え十分だ。
(シネマトゥデイ)

なんといっても堤真一さん(当麻鉄彦役)の演技を楽しみにしていました。
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いやあ、改めて凄い俳優さんですよ。
医師としての信念と、人間臭い個性。
見事に表現されていました。
いや、他にもあるでしょうけれど、nomameの方が言葉が見つからない・・・・。(汗)
もしこの人が実在するのなら、訪ねてお会いしてみたいと、
心から感じましたね。

他の出演者も、本当に役柄に合った配役で、
皆さん等身大の無理のない自然な演技でしたね。

夏川結衣さん(中村浪子役)
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看護婦、母親、仕事を持つ女性という幅広い人間像が良かったなぁ。
人間って、こうやってヘソ曲げたり、真剣になったりするよねって、
とても共感できました。

余貴美子さん(武井静役)
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ていうか、この方の演技に不満なんて感じるのでしょうか?
「おくりびと」にしたって「ディア・ドクター」にしたって、
その役柄・生き様には、常に引き込まれてしまいます。

吉沢悠さん(青木隆三役)
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たまにお見かけするっていう印象でしたが、
若さや立場からくるもどかしさが、とても伝わってきました。
こうやって真正面から逃げずに生きたいもんだな。

成宮寛貴さん(中村弘平役)
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わりとヤンチャなイメージがありましたが、
ずいぶん落ち着かれたのかな。
志を高く持つ青年医師として魅力的でした。

中越典子さん(大川翔子役)
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いわゆる“娘”役としては実力を発揮されるよなぁ。
この人の“お父さん!”とか“パパ!”という呼びかけは絶品ですよ!(笑)
家族を思う、その表現力が素晴らしいんでしょうね。

松重豊さん(実川剛役)
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決して寡黙なだけの俳優さんではないですけどね。
やはり威厳と迫力は見事です。
大学教授像という複雑な要素が入り混じった役柄を
見事に表現されていたと思います。

柄本明さん(大川松男役)
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生瀬勝久さん(野本六男役)
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このお二人は味ありすぎ!(笑)
正直、「笑わせてくれるんでしょ?」みたいに期待しすぎちゃうんでしょうけれど、
そうした柔らかさを残しつつも、
役柄上の固さが上手い具合にマッチしていました。

え?キャスト一人一人に、スペース割きすぎですか?(自爆)
まぁ、それほど素晴らしい作品だったと汲み取って下さいませ。

nomame的には今年一番の作品になるかもしれない『孤高のメス』ですが、
当然評価の低い方もいらっしゃるでしょうし、
その言い分を予測してみるとしたら、
おそらく“リアル”過ぎてつまらないんだろうなぁ。

医療関連の仕事をしているからでしょうか、
nomameには一つ一つのリアルさが、感動的でしたね。

例えば作品の設定が1989年、つまり現代から20年も前なわけです。
この時間差が、医療現場では別世界と言ってもいいくらい、すごい変化があるのです。
オペ中に着用しているガウンが、
1枚目の画像のような再使用する布製から、
現代のオペ映像では使い捨ての不織布製になっていたり、
20年前のオペ室や準備室がとても不潔に見てとれてしまったり、
器械器具の洗浄の仕方が乱暴だったり、
“今じゃ、こんなことあり得な~い!”ていうような、
当時のリアルな医療現場が、かえって迫力を出しているんでしょうね。
そこを、どう感じ取るかで評価は分かれると思います。

まあ、だらだらと書きすぎてしまいましたが、
nomameとしては大きな勇気を頂いた作品です。
職場の中ではわりとカタブツで扱われているnomameで、
その真剣さに周りが付いてこれなかったりすることもありますが、
自分の正しいと決めた信念は揺るがせたくないですね。
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『矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~』 [映画(日本)]

『矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~』のレポ。
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ホームページ http://www.yazima.jp/

解説:
フジテレビのバラエティー番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」から生まれた人気ユニット「矢島美容室」の物語が映画化。アメリカのネバダ州を舞台に、矢島美容室の知られざるデビュー秘話が明かされる。監督は『ウルトラマンゼアス』の中島信也。矢島美容室の面々が自身の役で登場するのはもちろん、黒木メイサ、山本裕典といった旬の若手俳優たちも出演している。家族のきずなを問う心温まるストーリーと驚がくの結末に注目だ。
(シネマトゥデイ)

これは好き嫌いが分かれるよなぁ・・・・。
思い切り批判する方もいるのは間違いないでしょうね。

nomameと妻はメチャメチャ楽しめましたよ。
気楽に、能天気に、パロディーを楽しむ!
これに尽きるんじゃないでしょうか。
はっきり言って何かを得られる作品ではないですから。(爆)

かつてとんねるずが番組スタッフとCDデビューしてしまったように、
バラエティー番組の出演者やテレビ局のスタッフが、
調子に乗って映画を作ろうなんて話になった。
普通なら冗談やシャレで終わりそうなのに、
なんやかんや話が進んでいって、仲間に加わる豪華な俳優陣まで出てきた・・・。
そんな映画です。(・・・・わかるかなぁ?)

一方で、ミュージカル仕立ての場面もあったり、
意外な俳優さんの予想外な演技もあったり、
見どころもきちんとあります。

なんだかんだ言って、ギャグも、下品さも、パロディーも、
すべて真剣に、大真面目に作られているのがいいんでしょうね。

たまには映画館でバカ笑いするのもいいもんですよ。(笑)
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『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』 [映画(日本)]

GW初日、『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』 を観てきました。

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解説:
日本中にクラシック旋風を巻き起こした人気コミックをテレビドラマ化し、好評を博した「のだめカンタービレ」待望の映画版後編。今回は、天才的なピアノの腕を持つポジティブキャラの通称のだめが一流の指揮者を目指す千秋との恋愛に、珍しく思い悩む姿をシリアスに描く。今作でも上野樹里や玉木宏のほか、前編同様豪華キャストらが共演。音楽的に大きな成長を遂げながらも、私生活では恋に苦悩する、のだめと千秋の恋愛模様も見逃せない。(シネマトゥデイ)

公式ページ→ http://www.nodame-movie.jp/index.html#/top
ちなみに前編のレポは→コチラ

楽しかったんだけど・・・・・・感想としてはイマイチかなぁ、残念ながら。
観る側の好みなんでしょうけれど、
前編のような音楽的に楽しませる要素が、
減っちゃったような気がするんですよ。

“「ボレロ」って面白い!”とか
“「1812年ってカッコいい」”とか
“楽団員ってこうやって努力して練習するんだ”とか
音楽未経験でも引き込まれちゃうような、
リアルな楽しみに溢れていたんですけどね。

その分、のだめ(上野樹里さん)と千秋(玉木宏さん)の恋愛模様ばかりが目立っちゃってね。
まあ前編後編通しで観てみたら、もっと好印象かも知れません。

そうそう、
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千秋(玉木宏さん)の指揮は非常に上手くなっていましたよ。
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『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』 [映画(日本)]

大晦日に 『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』 を観てきました。
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公式ページ=http://www.nodame-movie.jp/index.html
解説:
二ノ宮知子の同名ベストセラーコミックをテレビドラマ化し高視聴率を記録した「のだめカンタービレ」が前後編の映画版になって登場。天才的なピアノの腕と独特な感性を持つヒロイン、通称・のだめと、一流の指揮者を志すエリート青年・千秋の恋と音楽に懸ける青春が展開する。上野樹里、玉木宏をはじめ、テレビシリーズのキャストが続投。フランスをはじめとする計5か国で撮影が行われ、新キャストも登場するなど、映画版にふさわしくパワーアップした内容が見どころだ。(シネマトゥデイ)

いやー面白かったです。
大満足!

ひとつにはキャラクタ-のメリハリでしょうね。
nomameはテレビのレギュラー放送やスペシャル版は観ていなくて、
原作のコミック版だけですが、
確かにこんな人いたよなって記憶で十分に付いていけました。
そういうレギュラー陣に加えて、
マルレー・オケの新キャラクターも、よくぞこんな人を見つけてくれたというハマリ具合。
結構苦労されたと思いますがお見事です。

もうひとつの面白さは適度なマニアックさ加減でしょうか。(笑)
ファゴット吹きのnomameとしては「ファゴット」と「バソン」の違いを取り上げてくれるなんて
涙が出そうになるほど嬉しいですし、
『バソン協奏曲』なんて曲が劇中曲になるのも笑えちゃいます。

あとは『ボレロ』や『1812年』や『魔法使いの弟子』の演奏シーンも、
適度にコメントを差し込みつつ、程よくカットしながらも、
演奏シーンそのものは結構な長さを確保して曲そのものの良さを残してあって、
クラシックファンやプレイヤーの側からしても、
消化不良が起きない仕上がりになっていると思いました。

パロディーとしてのCGも満載で、
そういう映像が苦手な方もいらっしゃるかも知れませんが、
一方でウィーン楽友協会ホールでロケをしていたり、
キャストの演奏シーンも可能な限り本人がやっているように撮影していますから、
コミックの実写化としては、相当の完成度だったと思います。

お試しでご覧になっても楽しめると思いますよ。
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2009年に観た映画 [映画(日本)]

昨年は21本の鑑賞でした。
そのうち7本を妻と観に行けたのは良かったです。
ちなみに○はオススメ、◎は今年観たベスト5です。

  ワールド・オブ・ライズ
○ WALL・E/ウォーリー
  007/慰めの報酬
○ チェ 28歳の革命
○ チェ 39歳 別れの手紙
○ マンマ・ミーア!
◎ ベンジャミン・バトン 数奇な人生
  ヤッターマン
○ ワルキューレ
○ レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―
◎ 天使と悪魔
  ハゲタカ
○ トランスフォーマー/リベンジ
○ アマルフィ 女神の報酬
○ ターミネーター4
  ウルヴァリン:X-MEN ZERO
  MW-ムウ-
  カイジ 人生逆転ゲーム
◎ 沈まぬ太陽
  なくもんか
○ のだめカンタービレ 最終楽章 前編

それまで毎年40本ほど鑑賞していたのでベスト5まで絞っていましたが、
今年は鑑賞自体が少なめだったのでベスト3まで。
あくまでも自己流・自己判断・自己満足なので念のため。(苦笑)
総合的には扱ったテーマとか完成度で『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』が一番かなぁ。

今年も楽しみたいと思っています。
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