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『エリザベス:ゴールデン・エイジ』 [映画(外国)]

【ネタバレまったくしていません】
『エリザベス:ゴールデン・エイジ』を観ました。
http://www.elizabeth-goldenage.jp/

解説:
『エリザベス』のシェカール・カプール監督が、再びケイト・ブランシェットを主演に迎え、
エリザベス女王の“黄金時代”に焦点当てた歴史大作。
当時ヨーロッパの最強国だったスペインとの宗教対立を軸に、君主として生きる女性の
苦悩を画面に焼き付ける。前作同様宰相役のジェフリー・ラッシュほか、
『インサイド・マン』のクライヴ・オーウェンら実力派俳優が集結。
豪華絢爛(けんらん)な衣装に身を包み、心身ともにイギリス女王に成り切った
ブランシェットの神々しさに圧倒される。(シネマトゥデイ)

いやあ、感動です。鳥肌たちました。
もちろんケイト・ブランシェットさん(エリザベス役)の演技にです。

実はnomameが観た彼女の作品って
『バベル』(2006年・スーザン役)しかないんだけれども、
その中での迫真の演技にとても感動して、
初めてケイト・ブランシェットという名前を覚えた。
だから歴史大作としてより何より、
ケイト・ブランシェットさん本人を観たいと思って、大いに期待して鑑賞した。

まあ、他の出演者もすごい方々らしいけど、
nomameは全く知らなくてスルー扱い。
でも脇の固め方としては、どの配役も見事にはまっていたと思う。

そして今更ながらだけれど、ケイト・ブランシェットさんの存在に尽きます。
主役で出番が多いからって言っちゃあ元も子も無いんだけど・・・。

王族として静かに語れば威厳が伝わり、
一人の女性として正直に不安を吐露すれば、寂しさが伝わり、
指揮官として激しく士気を鼓舞すれば、こちらも興奮してくる。
マジで体温上がった気がしたしね。(苦笑)
オーバーさも無く、不自然さも無く、
豪華さが目を惹く衣装やカツラや宮殿のセットさえも、
彼女の存在感を引き立てる、アイテムにしか過ぎなかった。

並みの女優さんが演じたら、
逆に歴史映画の要素に埋もれてしまったかもしれない。
そうなることなく一人の女性を演じきったケイト・ブランシェットさん。
この人には演じられない役って無いんじゃないかなって思う。

114分の作品だけれど、
観ていたnomame的には2時間半くらいに感じる密度の濃い作品でした。


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コメント 2

naonao

この映画評判高いので私も見てみたいです。
by naonao (2008-02-24 21:38) 

nomame

naonaoさん、いつもありがとうございます。
歴史モノとはいえ、あまり派手な演出を控えているせいか、
かえって一人の女優さんの演技を
楽しめるようにも思いますね。



by nomame (2008-02-28 18:52) 

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