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アマラウ・ビエイラ ピアノ リサイタル2010 [音楽・芸術]

22日(金)に鑑賞した、ピアノリサイタルの簡単なレポ。
パストラル加須にて。
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【第1部】
ドビュッシー:《ピアノのために》より第2曲〈サラバンド〉(約6分)
ラモー:クラヴサン曲集《第2組曲》より第5曲〈鳥のさえずリ〉(約4分)
ヘンデル:《合奏協奏曲集》作品3第2番変口長調第5楽章〈ガヴォット〉
(編曲:アマラウ・ビエイラop.276)(約4分)
シューベルト:即興曲集第4番変イ長調op.90(D.899)(約8分)
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調op.22(約15分)
【第2部】
マスネ:タイスの瞑想曲(編曲:アマラウ・ビエイラop.291)(約5分)
シャブリ工:《10の絵画的小品集》より第10曲〈スケルツォーヴァノほ〉(約4分)
リスト:《詩的で宗教的な調べ》より〈祈り〉(約8分)
アマラウ・ビエイラ:《日本の水彩》op.325(約10分)
く日本の名曲~故郷、楊子の実、さくらさくら、荒城の月に着想を得たピアノ・ファンタジー〉
アマラウ・ビエイラ:《心の詩》(山本伸一作品より編曲)
 1.〈森ケ崎海岸〉のテーマによるメロディop.279(約3分)
 2.〈母〉の幻想曲op.273(約4分)
 3.〈人間革命の歌〉によるパラフレーズop.272(約4分)

nomameはシューベルトとショパンに圧倒されましたね。
以前聴いた時にはダイナミクスレンジが狭いようにも感じましたが、
今回はとても幅広い豊かな響きを感じました。
細かいタッチもとてもクリアで、知らない曲目でも十分に楽しめました。

ヘンデルのアレンジも、
伴奏と独奏の独立性が予想以上に立体的に聴き取れて
正直、少し退屈になるのも覚悟していましたが、
まったくそういうことは無く、
生き生きとしたバロックの素晴らしさが現われていました。

妻はリストが気に入ったようです。
確かに深みのあるドラマチックな演奏でしたね。

氏自身、ここ数年はコンクールの審査員としても活動の幅を広げられていて、
そうしたことも演奏に生かされているのかも知れません。

終演後には楽屋にご挨拶。
nomame自身、氏の作品を演奏させて頂いたり、
共演させて頂いたこともあるので、
来日ツアーの際には、毎回ご挨拶に伺わせて頂いています。

過去2回(1994年と2005年)のお写真も持参してお見せしたら、
よく覚えて下さっていました。
「この写真が、今後も何枚も重なっていきますように!」
と、温かな言葉。
お互い髪は白くなりましたが、(笑)
お人柄は変わっていないなぁ。感激です!
DSCF3003.JPG
キラキラした目の輝きも変わっていませんね。

文句なしに、nomame人生最高の誕生日の夜でした。
nice!(9)  コメント(4) 

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コメント 4

おとまつ

いいなあ、聴きにいったんですねぇ。
ビエイラさんのコンサートも「たのしっく」と言えますよね。

リストは第一人者ですから、それはもう素晴らしかったでしょうね。

私の場合、千葉の○音は、平日にやられるとほとんど聴きにいけないんですよ。
うちだけ東京版を斡旋してほしい・・・

by おとまつ (2010-10-25 14:20) 

えば

今はこんなロマンスグレーになっておられるんですねぇ。
20年前の、黒ぶち眼鏡の印象が強かったので驚いてしまいました。
それにしても、毎回記念写真とは、nomameさん流石!

by えば (2010-10-25 17:13) 

nomame

>>おとまつさん
数年前に、直接事務局に東京のチケットを注文したこともありました。
そこらへんは個人の自由意志ですな。(笑)
だいたい地元の重点啓蒙って
行きたいと思える公演ではないですからね。(爆)
by nomame (2010-10-25 18:44) 

nomame

>>えばさん
これも一種の民間交流になりますかね。
毎回いい思い出を作らせて頂いています。
by nomame (2010-10-25 18:45) 

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