二月大歌舞伎 [音楽・芸術]
先週出掛けてきた歌舞伎の簡単なレポを・・・・・。
『中村勘太郎改め 六代目中村勘九郎襲名披露』
二月大歌舞伎
公式ページ
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/shinbashi/2012/02/post_38.html より
観てきたのは夜の部の4演目。
歌舞伎好きな妻もまだ観たことのなかった、
襲名披露口上を観るのが今回最大の目的。
それに加えて中村屋にとって縁深い名作「鏡獅子」を観れるので、
妻にとってもnomameにとっても、この日をどれほど心待ちにしていたか。(笑)
一、御存 鈴ヶ森(すずがもり)
幡随院長兵衛 吉右衛門
東海の勘蔵 彌十郎
北海の熊六 錦之助
飛脚早助 家 橘
白井権八 勘三郎
物語としてはたわいないものなんです。
それがかえって役者の力量とか味わいが現れてくるのかも知れませんね。
人間国宝でもある中村吉右衛門さんと
病から復活された中村勘三郎さん。
その生き生きとした感情をあらわにしたやり取りには
息を飲むほど引き込まれました。
二、六代目中村勘九郎襲名披露 口上(こうじょう)
勘太郎改め勘九郎 幹部俳優出演
お待ちかねの襲名披露の口上です。
父・勘三郎さんと弟・七之助さんが勘九郎さんの脇を固めて、
左右両サイドに仁左衛門さんと吉右衛門さんがどっしりと落ち着かれ、
その中には三津五郎さん、福助さんと橋之助さんご兄弟などなど、
豪華な顔ぶれでしたねぇ。
勘九郎さんご本人とのお付き合いを紹介されたりして、
芝居とは違った生の声を聞けますから、
ズラリと役者さんが並んだ緊張感の一方で和気藹々とした楽しい時間でした。
三、新歌舞伎十八番の内 春興鏡獅子(しゅんきょうかがみじし)
小姓弥生後に獅子の精 勘太郎改め勘九郎
胡蝶の精 玉太郎
同 宜 生
用人関口十太夫 亀 蔵
家老渋井五左衛門 家 橘
簡単なストーリーは存在するものの、基本的には踊り中心の演目です。
勘九郎さんの弥生という女性の美しさと毛振りを始めとした獅子の姿。
いや~、見事でしたねぇ。
肉体的には途方もない訓練と稽古を重ねてきたことは
容易に想像できます。
90歳を超えるお弟子さんである中村小山三さんの老女役も
和やかで温かみがあって良かったです。
四、ぢいさんばあさん
美濃部伊織 三津五郎
宮重久右衛門 扇 雀
宮重久弥 巳之助
妻きく 新 悟
戸谷主税 桂 三
石井民之進 男女蔵
山田恵助 亀 蔵
柳原小兵衛 秀 調
下嶋甚右衛門 橋之助
伊織妻るん 福 助
物語の構成上、37年ぶりという時の経過を表現することが難しい作品。
三津五郎さんと福助さんが、それを見事に表現されていましたよねぇ。
単に動きを遅くとかに留まらない、
人間の年齢の重ね方というものまで演じられることに驚きでした。
『中村勘太郎改め 六代目中村勘九郎襲名披露』
二月大歌舞伎
公式ページ
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/shinbashi/2012/02/post_38.html より
観てきたのは夜の部の4演目。
歌舞伎好きな妻もまだ観たことのなかった、
襲名披露口上を観るのが今回最大の目的。
それに加えて中村屋にとって縁深い名作「鏡獅子」を観れるので、
妻にとってもnomameにとっても、この日をどれほど心待ちにしていたか。(笑)
一、御存 鈴ヶ森(すずがもり)
幡随院長兵衛 吉右衛門
東海の勘蔵 彌十郎
北海の熊六 錦之助
飛脚早助 家 橘
白井権八 勘三郎
物語としてはたわいないものなんです。
それがかえって役者の力量とか味わいが現れてくるのかも知れませんね。
人間国宝でもある中村吉右衛門さんと
病から復活された中村勘三郎さん。
その生き生きとした感情をあらわにしたやり取りには
息を飲むほど引き込まれました。
二、六代目中村勘九郎襲名披露 口上(こうじょう)
勘太郎改め勘九郎 幹部俳優出演
お待ちかねの襲名披露の口上です。
父・勘三郎さんと弟・七之助さんが勘九郎さんの脇を固めて、
左右両サイドに仁左衛門さんと吉右衛門さんがどっしりと落ち着かれ、
その中には三津五郎さん、福助さんと橋之助さんご兄弟などなど、
豪華な顔ぶれでしたねぇ。
勘九郎さんご本人とのお付き合いを紹介されたりして、
芝居とは違った生の声を聞けますから、
ズラリと役者さんが並んだ緊張感の一方で和気藹々とした楽しい時間でした。
三、新歌舞伎十八番の内 春興鏡獅子(しゅんきょうかがみじし)
小姓弥生後に獅子の精 勘太郎改め勘九郎
胡蝶の精 玉太郎
同 宜 生
用人関口十太夫 亀 蔵
家老渋井五左衛門 家 橘
簡単なストーリーは存在するものの、基本的には踊り中心の演目です。
勘九郎さんの弥生という女性の美しさと毛振りを始めとした獅子の姿。
いや~、見事でしたねぇ。
肉体的には途方もない訓練と稽古を重ねてきたことは
容易に想像できます。
90歳を超えるお弟子さんである中村小山三さんの老女役も
和やかで温かみがあって良かったです。
四、ぢいさんばあさん
美濃部伊織 三津五郎
宮重久右衛門 扇 雀
宮重久弥 巳之助
妻きく 新 悟
戸谷主税 桂 三
石井民之進 男女蔵
山田恵助 亀 蔵
柳原小兵衛 秀 調
下嶋甚右衛門 橋之助
伊織妻るん 福 助
物語の構成上、37年ぶりという時の経過を表現することが難しい作品。
三津五郎さんと福助さんが、それを見事に表現されていましたよねぇ。
単に動きを遅くとかに留まらない、
人間の年齢の重ね方というものまで演じられることに驚きでした。
2012-02-16 23:28
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コメント(2)
おー!ブログをお持ちでしたか
とても大切にしてそうなブログですね
雰囲気からそんな感じがします。
また遊びにきますね。。。^^
by こうた (2012-02-17 18:07)
>>こうたさん
ようこそお越し下さいました。
今後ともよろしくお願い致します。
by nomame (2012-02-18 14:00)