SSブログ

四中ブロック地別音楽会 [音楽・芸術]

地元の小中学校の音楽部合同の
平成21年度『四中ブロック地別音楽会』 を聴いてきました。

毎年の恒例行事のようですがnomameは初めて。
姪っ子が小学校でテナーサックスを始めたこともあり、
妻や実家の両親と共に出掛けたわけです。

中学生や高校生には
ファゴットを通じて教えにいったりした経験がありますが、
小学生の演奏を聴くのはnomameも初めて。
もともと千葉県は小学校での演奏クラブが活発なんですけどね。
学校によっては、
ちゃんとした管弦楽部として活動されている学校もあります。

出演:
 エコー中山(PTAコーラス)
 中山小学校吹奏楽部
 若宮小学校音楽部
 第四中学校吹奏楽部
各グループが2~3曲の演奏をして、最後は合同演奏。
  DSCF0328.JPG

いやー、素晴らしかった!
思いっきり感動したし、楽しかったです。
各団体はもちろん、
150名のバンドの合同演奏は、迫力と共に純粋さや一生懸命さに溢れた
素晴らしいものでした。

曲目紹介の原稿を真剣に読む司会役の子。
協力して皆で急いで椅子を並べる姿。
となりの小学生が見やすいように譜面台を動かす中学生。
演奏以外の場面でも、
微笑ましく気持ちの良い光景を見ることができました。

うん、やっぱりブラバンやる子に悪い子はいません!
そう思いましたね。

PMFオケ東京公演レポ③ [音楽・芸術]

すでに記憶も薄れてきたPMFオケ東京公演レポ第3弾。(汗)
一応書きかけたマーラーの5番の感想です。

②マーラー作曲:交響曲第5番嬰ハ短調
第1楽章 葬送行進曲 重々しい足取りで、厳格に、葬列らしく
第2楽章 嵐のように動いて、最大の激烈さをもって
第3楽章 スケルツォ 力強く、速すぎずに
第4楽章 アダージェット きわめてゆっくりと
第5楽章 ロンド・フィナーレ アレグロ

合唱や独唱を含まないオーケストラ単独のマーラーの交響曲としては、
最も人気のある曲でしょう。
G・ショルティ指揮のシカゴ交響楽団の1986年来日公演はセンセーショナルでしたね。

さてこの日の演奏・・・・・・とにかく良くも悪くも若々しさを感じる演奏でしたね。
ちょっと不思議な言い方かなぁ。

まず一つは音量バランスを崩しかけた箇所があったこと。
アマチュアのnomameが聴いていても分かる
“まさか”とも思える瞬間でした。
とてもそんな予兆なんて感じなかったんですけどね。
でも逆に生々しくって好感が持てる演奏になっていったのも不思議ですけど・・・・。

もう一つは演奏が進めば進むほど、新鮮さを感じたこと。
仲間と演奏できることの幸福感に溢れているんですよ。
何故かなぁと思っていたら、終演後に気付いたのですが、
この東京公演が今年のPMFの最終公演だったんですね。
数週間に渡り切磋琢磨してきた仲間との最後の合奏だったわけです。
このマーラーの交響曲が終われば、
また世界中に分かれて音楽家としての戦いに臨んでいくわけです。

そうした感謝や決意や覚悟が込められていたんでしょうね。
緊張感を保つ一方で清々しさと力強さを感じながら、
総合的には圧倒されるほどの技術と音楽性に溢れた
素晴らしい演奏でした。

初めてPMFに触れましたが、後継者育成って大切だし同時に素晴らしいことですよね。
皆さん、一人も残らず一流の音楽家に成長していって欲しいです。

PMFオケ東京公演レポ② [音楽・芸術]

さてPMFオケ東京公演レポ第2弾。

マーラーの前に20分間の休憩が入りました。
「長いなぁ」と思っていたら、確かにセッティングの変更が大掛かりなんですよね。

1stヴァイオリン 9プルト(18名)
2ndヴァイオリン 8プルト(16名)
ビオラ 7プルト(14名)
チェロ 6プルト(12名)
コントラバス 5プルト(10名)
フルート 4本  オーボエ 4本  クラリネット 4本  ファゴット 4本
ホルン 7本  トランペット 4本  トロンボーン 4本  チューバ 1本
ティンパニ 4台  パーカッション 4名

プレイヤー総勢107名、想定内とはいえ圧倒されましたね。(笑)

サントリーホールの素晴らしいところは、
こうした大編成が美しくセッティングできるところ。
円形セリを活用して、見事に仕上がっていました。
アマチュア演奏家側としては、
「ははぁ、こうやって並べるんだ」と勉強になるから更に楽しめます。

弦セクションは舞台向って左から
1st→チェロ→ビオラ→2nd でチェロの後ろにコントラバス。
木管2段の後ろに左からホルンとトランペットで11本。
その後ろの段にパーカッション、ティンパニ、トロンボーン、チューバ。
管打楽器で4段のセリが使えれば、
確かに見易くて立体的なセッティングだよなぁ。
うらやましい・・・・。

男女比は弦は女性多数、管打は男性多数。
全体的にはやや女性が多かったように見えました。
あと首席奏者の男女比は
女性がチェロ、ホルン、トランペットの首席を務めて、他は男性でした。
少ないように見えますが、いえいえ、マーラーの5番ということを考えたら、
ホルンとトランペットの主席は、まさに花形ですからね。
まあ詳細はあとで・・・・。

予想外だったのはコントラバスの演奏スタイル。
ジャーマンボウ(ドイツ式の弓の持ち方)とフレンチボウ(フランス式の弓の持ち方)が
ほぼ半分半分だったんです。
てっきりジャーマンが多いものだとばかり思っていました。
今度、富士響のコバヤシ君とかに詳しく聞いてみよう。

曲の感想に入る前に長くなってしまいました。(自爆)
想定外のレポ③に続きます。

PMFオケ東京公演レポ① [音楽・芸術]

ばっちり聴かせて頂きました【PMFオーケストラ東京公演】

サントリーホールも何年ぶりだろう、久し振りでしたね。
座席はLB席。
1stヴァイオリンの右ななめ後方みたいな位置です。
指揮者の表情やバトンテクニックもよく分かりますし、
ファゴットなんかはフィンガリングも見えるくらいの近さ。
開演前からウキウキ・ワクワクでしたね。

まずは指揮者のマイケル・ティルソン・トーマスさん。
(プログラムによるとMTTが愛称らしい)
指揮の表現も、表情の豊かさも、全身を使った音楽的要求も
見ていて気持ちいいくらいでした。
プレイヤーとして共演していたら、きっと楽しくて仕方ないだろうなぁ。
せっかくですから、これからも注目したいマエストロですね。

さて曲目
①ティルソン・トーマス作曲:シンフォニック・ブラスのためのストリート・ソング
 トランペット3
 コルネット(フューゲルホルンかも?)1
 ホルン4
 トロンボーン3
 チューバ1
による、約15分の金管アンサンブル作品。

おそらく若手を鍛えるエチュード的なものとしては、
非常にハイレベルな作品だと思いました。
ミュート(弱音器)もストレート、カップを使い分けさせるし、
要求する音域もディナーミクもメチャメチャ幅広い。
ベルトーンのタイミングも細かいし、
それらがいわゆる金管楽器の厚みと格好良さを十分に表現されていましたね。

そして何よりも美しい演奏でした。
力任せに派手に鳴らす金管楽器しか知らない人にとっては、
目からウロコの作品になるでしょうね。
nomameも十分に感動させて頂きました。

長くなりましたので②に続きます。

PMFオケを聴きに行きます [音楽・芸術]

東京管弦のK楽団長よりお誘いを頂き、
【PMFオーケストラ東京公演】を聴きに行くことになりました。

【会場】サントリーホール
【指揮】マイケル・ティルソン・トーマス
【曲目】①ティルソン・トーマス作曲:シンフォニック・ブラスのためのストリート・ソング
②マーラー作曲:交響曲第5番

●パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)は、
バーンスタインの提唱で、
1990年に創設された国際教育音楽祭で、
PMFオケは、世界各都市でのオーディションを通過した
18歳から29歳までの若手音楽家で編成されるオーケストラ。

昨日のうちに会社のダイレクトメールを出せて良かったぁ。(爆)
それでは行ってきま~す。
nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

劇団カントカークト『やわらかいヘリコプター』 [音楽・芸術]

ここ数年、応援している「劇団カントカークト」
http://kantokirkto.com/
プレ公演を観劇してきました。

  『やわらかいヘリコプター』
  脚本・演出/櫂シュウ
  出演/櫂シュウ・慎子・山縣有斗(ATTENTION,PLEASE!)
  「Broader House」にて

今回は題材が医療現場に関するお芝居ということで、
nomameもわずかながら協力させて頂いたのです。

プレ公演ということで、少人数による出演だったのが寂しかったですが、
その分、キャラクターが映えていて、面白かったです。
次回はまた大人数でワイワイ賑やかに楽しみたいものです。

『チェンバーミュージックハウス』第9回演奏会 [音楽・芸術]

4/18(土)に大田区民プラザ大ホールにて
『チェンバーミュージックハウスオーケストラ』の
第9回演奏会《Music is Magic》を聴いてきました。
09front.jpg
・フンパーディンク:オペラ 《ヘンゼルとグレーテル》 前奏曲
・ドヴォルジャーク:交響詩 《真昼の魔女》
・デュカス:交響的スケルツォ 《魔法使いの弟子》
・ラヴェル:オペラ 《子供と魔法》 (セミステージ形式/日本語訳詞上演)

【木管】フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2
【金管】ホルン2、トランペット2、トロンボーン2
【打楽器】3
【ハープ】1
【ピアノ】1
【弦】1stヴァイオリン4、2ndヴァイオリン4、ヴィオラ3、チェロ3、コントラバス2
合計35名

このオーケストラのコンセプト通りの小編成。
《ヘングレ》と《まほ弟子》は知っている曲でしたから楽しみにしていました。
やはり小編成での演奏は、大編成に慣れている耳に新鮮でしたし、
小編成ならではの透明感が心地よかったですね。

《真昼の魔女》は初めて聴く曲でしたが、
タイトル通り、神秘的な中にもドヴォルザークの豊かな色彩が表現されていて、
想像した以上に親しみがありますね。

《子供と魔法》は楽しかったですねぇ。
35名のオーケストラと19人の歌手の熱演でした。
原語はフランス語でしょうけれど、
完全日本語の訳詩や、
日本人親子を中心とした演出が絶妙で、
ラヴェルらしさを壊すこともなく素晴らしい仕上がりでした。
“いらっしゃ~い”なんて某落語家ネタなんかは、
本気で吹き出してしまいました。

nomameは今回で4回目の鑑賞でしたが、
オケとしても安定感が増しましたように思いました。
特に木管のアンサンブルはピッチもバランスも音色も文句なしです。
安定したクラとファゴットの上で、フルートとオーボエの華やかさが存分に出ています。
こういう木管セクションの中で演奏できたら、気持ちいいだろうなぁ・・・・。

演技塾 SCARECROWS・LEG 第一回公演 [音楽・芸術]

“いくつかのはじまり”と銘打った
「演技塾 SCARECROWS・LEG 第一回公演」を観劇に行ってきました。

 構成・演出 上田ボッコ
  宮沢賢治作 『よだかの星』
  二代目市川団十郎作 『外郎売り』
  W・サローヤン作 『笑い虫のサム』
  茨木のり子作 『りゅうりぇんれんの物語』

実はキャストの中にかつての部員さんM君がいて、
是非にとの案内を頂いてやって来ました。

彼は『よだかの星』の語り役と
『りゅうりぇんれんの物語』の主役。
数年前に別の劇団でチョイ役で出演していた頃に比べたら
大きく成長されていましたね。

終演後に挨拶しに行ったら、
汗びっしょりの笑顔が見ていて気持ち良かったです。

いやぁ、お芝居やる人は大変だよなあ。
音楽家は楽譜を見ることが出来ますが
役者さんは本番中に台本を見れませんからね。
そんなことを思い出させるくらい、
出演者の皆さんは長編の台本を読み込まれていたんです。
それはそれは見事なものでした。

個人的には今ひとつ好きになれない劇団の作品傾向なんですが、
M君が頑張るうちは応援していきたいと思っています。

昨日のVコン [音楽・芸術]

「Men of New Era ~新時代の勇者たち~」 をテーマに盛大に開催された
ルネサンスバンガード「第13回ビクトリーコンサート」
http://www.soka-vanguard.org/news/main.htm

昨日も書いた通り、nomameは裏方スタッフだったので、
もとより鑑賞できるとは考えていませんでしたが、
1stステージ、2ndステージが終わった休憩中にスタッフの方から
「フィナーレに入るタイミングまで観てきて下さい」
という有難いご配慮を頂きました。(喜)
急いでホールに入り、サイドからの立ち見で楽しませて頂きました。

3rdステージの最初はバンガード・ジュニア。
曲目はホルスト『惑星』の火星と木星によるもの。
中学生・高校生の演奏・演技は、
遠目で観ても初々しいし若々しさに溢れています。

学校の勉強とかにも挑戦しながら頑張ってきたんだろうな、と
幼さも残るメンバーの表情を見ながら目頭が熱くなりました。
会場の御家族も嬉しかったでしょうね。

そして最後はルネサンスバンガードのメインステージ。

いや、マジで凄かった!
鳥肌出まくり!

え? 楽器置きっ放しじゃん?
え? 踊ってるじゃん!
え? 雄叫びあげてるじゃん!

マーチングっていうものがここまでできるのかという、驚きと感動の連続でした。

ちなみに毎年申し込んでいるnomameの母親が、
今年は正面指定席が当たったようで、
帰宅してからも、とにかく喜んでいました。

Vコンのスタッフ [音楽・芸術]

今日は同じ東京音楽隊のルネサンスバンガードの
「第13回ビクトリーコンサート」のスタッフとして、
幕張メッセ・イベントホールに来ています。
nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。