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『なくもんか』 [映画(日本)]

映画 『なくもんか』 を観てきました。
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http://nakumonka.jp/index.html
解説:
幼いころに生き別れ、互いの顔も知らずに育った兄弟と、二人を取り巻く周囲の人々が織り成す人情コメディー。『舞妓 Haaaan!!!』の水田伸生監督、主演の阿部サダヲ、脚本の宮藤官九郎のトリオが再び顔を合わせ、不幸な生い立ちの兄弟の再会劇を、笑いと涙を交えて描く。お人好しの兄を阿部が演じるほか、人気お笑い芸人の弟を瑛太が、兄の幼なじみに竹内結子がふんする。家族のきずなをテーマにした、ハートフルな物語が感動的。(シネマトゥデイ)

いやー、笑った!笑った!
『舞妓 Haaaan!!!』で楽しませてもらったので、
期待して観に行きましたが、さすがの出来栄えです。

阿部サダヲさん(下井草祐太役)、すっごい才能の持ち主だなぁ。
結果的にキャストすべてを、阿部サダヲワールドに染めてしまうんですよね。

もともと笑わせてくれる片桐はいりさん、カンニング竹山 さんは更に輪をかけて。
シリアスイメージの竹内結子さん、塚本高史さん、鈴木砂羽 さん、伊原剛志さんは
独特の存在感に意外な雰囲気を出しながら。
陣内孝則さん、高橋ジョージさんは逆に直球勝負のキャラクターで。、
いしだあゆみさん、藤村俊二さんは十分な貫禄に加えて笑いのツボを突いてくれる。

ひとことで娯楽作品と言っても、
キャスト全員が同じ方向を向いている一体感が
作品そのものに感じられて、
そういう点も、面白さを際立たせたのかも知れませんね。

上映時間は134分ありましたが、
そんな長さを感じさせない娯楽大作でした。
観客みんなで声をあげて笑える作品というのも
なかなか無いこどですし、素晴らしいなと感じましたしね。
宣伝の“笑える悲劇”か“泣ける喜劇”という判断は難しいところ。
どっちとも言えちゃう気がするなぁ・・・・。

ちなみに妻はお気に入りの加藤清史郎くんが出演していたので、
テンション上がりまくりでした。(爆)

『沈まぬ太陽』 [映画(日本)]

昨日、妻と『沈まぬ太陽』を観てきました。
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http://shizumanu-taiyo.jp/
(上映時間 202分 途中10分間の休憩あり)

解説:
人気作家・山崎豊子による同名ベストセラー小説を、壮大なスケールで映画化した社会派ドラマ。日本が経済大国へと急成長した激動の時代を背景に、巨大企業に翻弄(ほんろう)されながらも自らの信念を貫く男の姿を描く。監督は『ホワイトアウト』の若松節朗、脚本を『陽はまた昇る』の西岡琢也が担当。組織と闘う主人公を演じた渡辺謙をはじめ、三浦友和、石坂浩二など実力派俳優がそろったキャスティングにも注目。(シネマトゥデイ)

【ややネタバレあります】
いやー、よくぞこれだけのキャストで作ったなという感じです。(笑)
これだけ揃えることだけでも大変だったでしょう。

例えば、ジャンボ機墜落で亡くなってしまう客室乗務員に
樋田恭子(松下奈緒さん)がいます。
上映が始まって墜落まで、出番としては短いと思うんです。
だけど、遺族を取り巻く環境や
主人公・恩地元(渡辺謙さん)、樋田恭子の先輩・三井美樹(松雪泰子さん)らの行動を描くとき、
やはり思い出せる顔じゃないとダメなんですね。

公式ページの出演者を羅列してみても(敬称略)
≪恩地家≫
  渡辺謙、鈴木京香、柏原崇、戸田恵梨香、草笛光子
≪遺族≫
  宇津井健、木村多江、清水美沙、鶴田真由
≪国民航空経営陣≫
  神山繁、柴俊夫、三浦友和、西村雅彦、
≪国民航空≫
  石坂浩二、山田辰夫、松雪泰子、香川照之、大杉漣、風間トオル、菅田俊、松下奈緒、
≪日本政府≫
  加藤剛、小林稔侍、小野武彦、矢島健一、田中健、品川徹
≪そのほか≫
  小日向文世、長谷川初範、渡辺いっけい、秋野暢子

これだけの名前が並びます。
nomameでさえほとんど知っています。(笑)

さて主たる感想・・・・。
こういう「恩地元」みたいな不器用な生き方・・・・好きだな。
ていうか、羨ましくさえ感じます。
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この渡辺謙さん。
原作者の山崎豊子さんに出演を直訴したという話は大きく取り上げられていますし、
クランクインに向けて、自費でアフリカ滞在を経験してから撮影に臨んだとか、
日本テレビ系列で特集番組も放送されていました。
静と動の幅がとても広く、引き込まれる演技でした。

もうひとつ、見逃してしまいそうなんですけど、
実は実は、恩地元への女性の思いやりがグッときましたね。
鈴木京香さん演じる、夫への妻の思い。
戸田恵梨香さん演じる、父への娘の思い。
草笛光子さん演じる、息子への母の思い。
どの姿も温かくて、揺るがなくて、とても大きく深いものでした。

宣伝で使われた“映像化不可能と言われた・・・・”というのは
いくらなんでも大袈裟すぎないかと感じましたし、
原作・映画両方の内容に対して大きな批判があることも知っていますが、
今の時代に完成したのは大事なことで、
やはり必要な作品だったのではないかと思います。

あまりに大作すぎて、
nomameのレポもまとまりが付かなくなってしまいました。(苦笑)

あとブログでお世話になっているnaonao さんが
『naonao 日々のこと』で素晴らしいレポを書かれています。(コチラ
ぜひご覧ください。
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『カイジ 人生逆転ゲーム』 [映画(日本)]

昨日、妻と一緒に 『カイジ 人生逆転ゲーム』 を観てきました。
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公式ページ→ http://www.kaiji-movie.jp/index.html

解説:
累計1,100万部を売り上げた福本伸行原作の人気コミックを実写映画化。自堕落な日々を送る青年が友人の借金の保証人になったために多額の負債を抱えてしまい、奇想天外なゲームに挑んで自力で人生を逆転していく姿を描く。「ごくせん」シリーズなどヒットドラマを連発してきた佐藤東弥が監督を手掛け、『デトロイト・メタル・シティ』の大森美香が脚本を担当。負け組の主人公に『DEATH NOTE デスノート』シリーズの藤原竜也がふんするほか、共演には天海祐希、香川照之ら実力派が脇を固める。(シネマトゥデイ)

いやぁ、これは娯楽作品として、
ストーリー展開とキャスト自体を楽しんでほしいですね。
藤原竜也さん(伊藤カイジ役)はもちろん、
天海祐希さん(遠藤凛子役)と香川照之さん(利根川幸雄役)の
目力のあること!あること!
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香川照之さん、まだまだお若いけど、メチャメチャ幅のある役者さんだよなぁ。
藤原竜也さんも、さすがに“世界のニナガワ”に鍛えられただけのことはあるし、
妻お気に入りの天海祐希さんも女性としての格好良さというものを
確立されていますよね。

他にも松山ケンイチさん(佐原誠役)は『DEATH NOTE』シリーズを思い出しますし、
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山本太郎さん(船井譲二役)は『バトル・ロワイアル』での攻防が思い出されます。
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お二人とも戦う藤原竜也さんの相手役として、
必要なキャスティングなのかも知れませんね。

原作コミックと比較される方も多いでしょうが、
借金返済のための強制労働や迫真の勝負シーンなど、
ハラハラドキドキの連続で、130分があっという間でした。
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『MW-ムウ-』 [映画(日本)]

シンガポールから帰国するJAL機の中で『MW-ムウ-』を観ました。
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解説:
漫画界の巨匠、手塚治虫が遺した作品の中でも、過激な内容から禁断の問題作と呼ばれてきた「MW(ムウ)」を映画化。少年時代に経験した事件の復讐(ふくしゅう)のため冷酷な殺人鬼となった主人公を、ドラマ「のだめカンタービレ」の玉木宏が熱演する。彼を救済しようと悪と正義の間で苦悩する神父には『クローズZERO』の山田孝之。監督には『明日があるさ THE MOVIE』の岩本仁志があたり、現代社会の病理を浮き彫りにした原作の世界観を壮大なスケールで描き出している。

玉木宏さん(結城美智雄役)ファンにはたまらない作品ですね。
とても『のだめカンタービレ』の人とは思えない・・・・。(笑)
善の姿
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に潜む悪の姿
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は、ゾクゾクしました。
少々骨ばった細みのお顔とか、
キャラクター作りに生かされている部分も多いのでしょうね。

苦悩に沈む山田孝之さん(賀来裕太郎役)も胸に迫るものがありますし、
共演陣も鶴見辰吾さん(松尾役)、石橋凌さん(沢木和之役)、石田ゆり子さん(牧野京子役)、
皆さん見事です。
ただnomame的には、
林泰文さん(橘誠司役)がワナにはまって命を落としてしまうシーンが衝撃的でしたね。

正直、サスペンスとして仕上がっていないかもしれませんが、
ひとつひとつ真実が明らかにされていく過程は
緊張感が途切れずに十分に楽しめました。
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『アマルフィ 女神の報酬』 [映画(日本)]

この連休中に 『アマルフィ 女神の報酬』 を妻と観て来ました。
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http://www.amalfi50.jp/index.html

解説:
『ホワイトアウト』の映画化も印象深い真保裕一の同名小説を原作に、イタリアで起きた日本人少女失踪(しっそう)事件の謎に迫るサスペンス・ミステリー超大作。監督は『容疑者Xの献身』の西谷弘。事件の真相に迫る外交官・黒田を織田裕二、娘を誘拐されてしまう母・紗江子を天海祐希が演じる。また、ソプラノ歌手サラ・ブライトマンが出演し、主題歌も担当。オール・イタリアロケを敢行して撮られた、壮大なスケールの美しい映像にも注目だ。(シネマトゥデイ)

お互いドコモ動画で「アマルフィ・ビギンズ」を観て予習済み。
ぶっちゃけ観ておかなくても、
本編を見る分には影響はありませんので念のため。(苦笑)
まあこれも現代に即した宣伝の上手さですね。

まだ公開したばかりですからネタバレは避けましょう。

主役の織田裕二さん(黒田康作役)
いやあ、魅力的なヒーローを作ったと言えるんじゃないですか。
『踊る大捜査線』の「青島俊作」に代わって「黒田康作」。
うーん、青と黒の“色”つながりで“作”つながりの主人公。
さすが遊び心満載のフジテレビ製作スタッフさんだ。

外交官という設定ですから、
次は他の国での活躍も期待できますね。

天海祐希さん(矢上紗江子役)の迫真の母親像や、
佐藤浩市さん(藤井昌樹役)のクールさの中に
執念と悔恨の入り混じったキャラも凄いです。

そうそう、イタリア日本大使館スタッフの形式や体裁にとらわれる日常風景も
納得してしまう雰囲気がありましたね。(笑)
小野寺昭さん(菊原清文役)
佐野史郎さん(西野道生役)
戸田恵梨香さん(安達香苗役)
大塚寧々さん(羽場良美役)
伊藤淳史さん(谷木幹安役)
皆さんお役人っぽさは絶妙でしたし適役でした。

nomameとしては続編を期待したいのですが、
また別の国という設定ならば、
次回も出演の可能性が高いのは
今回も割りとチョイ役の福山雅治さん(佐伯章悟役)かもしれません。
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テレビドラマから映画というスタイルが多い最近にあって、
最初から映画で勝負という形も珍しいのかな。
派手なアクションはありませんが、
緻密な謎解きに十分満足しました。
オススメです。
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『ハゲタカ』 [映画(日本)]

公開中の『ハゲタカ』を妻と観てきました。
http://www.hagetaka-movie.jp/index.html
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解説:
企業買収をテーマにした壮絶なマネーゲームを描いて大反響を呼んだNHKテレビドラマ「ハゲタカ」の劇場版。ドラマから数年が経過した日本を舞台に、日本の基幹産業・大手自動車メーカーに買収を仕掛ける中国系ファンドと天才ファンドマネージャー・鷲津政彦が繰り広げる激しいマネー戦争を活写する。鷲津役を大森南朋が続投するほか、キャスト、スタッフも再集結。現代日本の未曾有の金融危機を反映したリアルな脚本は見逃せない。(シネマトゥデイ)

いや~、nomameの好みなんですね。
こういった現代ビジネスものって・・・・。
NHKで放映された土曜ドラマは観ていませんが、
この映画だけでも十分に楽しめると思います。
とにかく男達がかっこいいんですよねぇ。

今さらかもしれませんが、
nomameはやっぱりスーツを着て戦う男の姿にロマン感じちゃいましたね。

大森南朋さん(鷲津政彦役)
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玉山鉄二さん(劉一華役)
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柴田恭兵さん(芝野健夫役)
遠藤憲一さん(古谷隆史役)
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松田龍平さん(西野治役)
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中尾彬さん(飯島亮介役)
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他にも嶋田久作さん(村田丈志役)、志賀廣太郎さん(中延五郎役)、
脇役ながら個性や存在感は目を奪われました。

作品としては、専門的に難しくなりすぎないように、
株や経済の仕組みにしても分かりやすく簡略化している面もあるんでしょうから、
業界に詳しい方々は厳しい見方をされるかもしれませんが、
nomameは非常に楽しめましたね。
見ごたえ十分でした。

当然テレビドラマの内容を踏襲して描写しているんだろうなという場面もありますが、
逆にドラマを観ていないから、
かえって想像を豊かにしながら作品に入り込めるとも感じました。

エンディングも整理整頓されていて、
「え、これで終わり?」というようなことも無く、
「あれはこうだったんだ」
「これはこうなったんだ」
というふうに、劇中のそれぞれの場面の要素が、
一つ一つきちんと明らかに解決されていくのは、すっきり出来る構成でした。

何よりもnomameの感想・・・・。
次にスーツを新調するときには、スリーピース(三つ揃え)にしたいなぁ。(爆爆)
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『クライマーズ・ハイ』 [映画(日本)]

ちょっと前になりますが、DVDで『クライマーズ・ハイ』を観ました。
(2008年 上映時間: 145分)
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解説:
1985年、群馬県御巣鷹山で起きた日航機墜落事故をめぐって翻弄(ほんろう)される地元の新聞記者たちの姿を描く社会派ドラマ。実際に記者として日航機墜落の取材をした作家・横山秀夫が自らの体験を反映した同名小説を、映画『金融腐蝕列島 [呪縛]』の原田眞人監督が映像化した。地元新聞社の熱血漢デスクを『ALWAYS 三丁目の夕日』の堤真一が演じたほか、『殯(もがり)の森』の尾野真千子ら実力派が集結。感情が激しく交わる濃密な1週間の人間ドラマに圧倒される。(シネマトゥデイ)

忘れられない日航ジャンボ墜落事故。
nomameは高校2年生でした。
あの事故によって、
秋の北海道への修学旅行ルートが
飛行機が中止になり新幹線とフェリーになったんですよね。

さて作品としては、
テレビであれ地方新聞であれ全国紙であれ、
あれだけの事故を報道することがどれだけ困難で過酷なのか。
十分に表現されていた作品だと思います。

新聞社、記者という内幕の臨場感、緊張感はビシビシ伝わってきましたね。
報道はリハーサルがありませんから、
想像もできないような大惨事を前にして、
人間は冷静に行動できるのか。
正常に判断できるのか。
優しく接することができるのか。
希望を持ち続けることができるのか。
たくさん問いかけられました。

正直、nomameは自信が持てない部分もありましたし、
逆にこうありたいなと共感できる部分もあったりして、
いざというときの自分の姿は、なかなか想像ができません。

内部事情とかがリアルすぎて、
人間の醜さとかで、やや嫌気がさす部分もありましたが、
新聞社という舞台で、
良くも悪くも人間というものを表現した作品だと思いました。

更に内容以上にキャスティングの素晴らしさも際立っていたように思います。

堤真一さんは実力あるなぁというのが実感。
『容疑者Xの献身』、『舞妓 Haaaan!!!』とは全く違った直球キャラが新鮮です。
遠藤憲一さんはカミソリみたいな切れ味の俳優さん。
『僕の彼女はサイボーグ』、『自虐の詩』などの
コミカル系役柄も楽しませて頂きましたが、
やはり生の威圧感で勝負したら、桁違いの存在感ですね。

他の出演者も、皆さん良い味出されています。
そうした人間模様も存分に楽しめました。
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『ヤッターマン』 [映画(日本)]

公開中の『ヤッターマン』を観ました。
【ややネタバレあります】
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http://www.yatterman-movie.com/
解説:
邦画界の鬼才、三池崇史監督が人気テレビアニメーション「ヤッターマン」を実写化した型破りな娯楽大作。奇跡の石をめぐり、ヤッターマンとドロンボー一味が繰り広げる攻防を独自の世界観で描く。正義のヒーローにふんするのは『黄色い涙』の櫻井翔。その相手役に『櫻の園 -さくらのその-』の福田沙紀、ドロンジョ役に『下妻物語』の深田恭子とフレッシュな面々が顔をそろえる。オリジナル版をさらにパワーアップさせた、迫力の戦闘シーンや変身シーンなども見逃せない。(シネマトゥデイ)

先日の日曜日、
午後からの観劇と夜の飲み会の間を埋めるように鑑賞。
新宿のチープな劇場にて。
やっぱTOHOシネマズみたいにTHXとか迫力のサウンドで観たかったなぁ。

さて感想。
nomameの目的は深キョンのドロンジョ様ですっ。(自爆)
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でも昔のアニメで育った世代としては、
バカバカしいほどの“お約束”の連続がたまらないんですね。

ボヤッキーの“ポチっとな”とか
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決めのポーズとか
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“メカのもと”とか
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“はは~”とか
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ドクロマークだらけとか
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はい、たまらんかったです。(自爆)

それにしても作る側は大変だったろうなぁ・・・・。
テレビ放映を楽しんでいる子供が楽しめて、
大人も十分に満足できる作り。

「子供は知らなくていいんだよ」なんて台詞を差しこんじゃうくらい
突っ込んだ内容もありますし、(禁)
子供は内容にワクワクして、大人はブラックな要素に爆笑。
「作ってくれてありがとう」とnomameは申し上げたい!
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『ICHI』 [映画(日本)]

先週末ですが、公開中の『ICHI』を観ました。
http://wwws.warnerbros.co.jp/ichi/?frompromo=movies_comingsoon_ichi
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解説:
日本を代表する時代劇のダークヒーロー座頭市を、目の不自由な芸者“離れ瞽女(ごぜ)”の
ヒロインとして設定した意欲作。近寄る者を斬り捨てながら生きてきた孤高の女性、
市の過酷な運命が展開する。監督は『ピンポン』の曽利文彦。ヒロインの市を
『僕の彼女はサイボーグ』の綾瀬はるか、彼女と惹(ひ)かれあう侍・十馬を
『築地魚河岸三代目』の大沢たかおが演じる。綾瀬はるかのアクション・ヒロインぶりと、
映像クリエイターとして名高い曽利監督のビジュアル世界が見どころだ。(シネマトゥデイ)

naonao さんのレポ(コチラ)やYakoha さんのレポ(コチラ)に惹かれたのもありますが、
現在のnomameは、綾瀬はるかさん(市役)に惹かれておりますです。(爆)
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殺陣シーンも頑張られていて格好良かったですし、
芸者シーンも艶っぽくて可愛らしかったです。
最近はサイボーグ役といい、この盲目役といい、女優として挑戦を続けられていますね。
『ハッピーフライト』も観に行っちゃうだろうなぁ。(自爆)

中村獅童さん(万鬼役)はさすがに歌舞伎役者。
着物の着こなしとか威勢の張り方なんかは様になっています。
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nomameとしては大沢たかおさん(十馬役)の
ヘナチョコぶりと前向きな生き方も満足しましたし、
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親分とは呼ばれつつも、窪塚洋介さん(虎次役)のヤンチャぶりは期待通りです。
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原作「座頭市」に沿いながらラブストーリーもからめて、
娯楽時代劇としては満足できる作品でした。

ただ思ったのは、評価は分かれるところでしょうけれど、
nomameの素人目から見ても、これは「座頭市」ではないですね。

今後も様々な要素を加えて新たな「座頭市」を作ろうとしても、
盲目で、仕込み刀で、逆手一文字の居合抜きを演じてみても、
「座頭市」としての評価は得られない気がするんです。
専門の皆様には大変に失礼な言い方ですけれど・・・。
それくらい “座頭市=勝新太郎” というイメージが消えませんからね。

だから、どうせなら現代の役者で現代の映画技術で
余計なもの無しで、
真正面から勝新太郎さんの「座頭市」に勝負してほしいなって思いました。

で、nomameが推薦するのは、杉本哲太さん(盲目の男役)
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この作品では主人公・市の師匠らしき存在のようですが、
盲目ゆえのおぼつかなさ、風貌、剣術、去っていく後姿、
どこをとっても見事な演技だったんです。
「ああ、この人に勝新を超える座頭市を作ってほしい」って本気で思いました。

話がそれましたが、この「ICHI」、
現代邦画・時代劇としては観ておくべき作品だなと思います。
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『容疑者Xの献身』 [映画(日本)]

公開してから随分と経ってしまいましたが、『容疑者Xの献身』を観てきました。
【ネタバレありません】
http://yougisha-x.com/
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解説:
テレビドラマ化されるや大人気を博したミステリー作家・東野圭吾の「探偵ガリレオ」
シリーズ初の長編で、第134回直木賞に輝いた同名小説を映画化。主人公のガリレオ
こと湯川を演じた福山雅治、彼とコンビを組む新人刑事役の柴咲コウをはじめ、
テレビドラマ版のスタッフ・キャストが集結。湯川と壮絶な頭脳戦を繰り広げる
天才数学者に『クライマーズ・ハイ』の堤真一、物語の鍵を握る容疑者役を
『フラガール』の松雪泰子が演じ、一筋縄ではいかないドラマを盛り上げる。
(シネマトゥデイ)

ちなみにnomameはTVシリーズも観ていなければ、原作も読んでいません。
単純に映画だけを楽しんできました。

率直な感想。
主人公の言い方を真似すると・・・・・・『実に面白い!』
見応えありましたね~。

特に堤真一さん(石神哲哉役)。
あ、天才っていうのは、こういう人なんだって率直に思いました。
とても『舞妓 Haaaan!!!』(2007)のオバカな兄さんとは思えん!(笑)
主役であるはずの福山雅治さん(湯川学役)を食っちゃってたでしょ?
そういう意味ではタイトルに“ガリレオ” を入れなかったのは正解のような気がします。

松雪泰子さん(花岡靖子役)も母親であったり、働く女性であったり、
どの場面でもメチャメチャきれいだったよなあ。
こちらも『デトロイト・メタル・シティ』(2008)の
ぶっ飛んだ女社長と一緒の人とは思えん!(笑)

細かい描写については
Victoria さんのレビューを参考にさせて頂いて観てみましたけど、
間違いの無い作品です。

ミステリーとしての一つ一つの伏線も、最後には全部すっきりと決着がついて満足!
本当は感想を書き綴りたいんですけど、
どうしても内容に触れてしまうのでやめときましょう。
上映時間は128分。
じっくりと練られたミステリーだと思います。
nomame的には観終わってから “献身” という言葉が
心にずっしりときましたね。

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